Chloéの支柱4:製品が地球に与える影響 | クロエJP

Chloéの支柱4:製品が地球に与える影響 | クロエJP

地球

ビジョン 2025:クロエの事業およびサプライチェーン全体にわたり、炭素排出量、水の使用量、廃棄物、梱包材、動物福祉の改善に取り組むことで、気候変動と生物多様性への影響を低減します。

環境への影響を減らし、地球の限られた資源を守ることが、私たちの責任であると考えています。そのためにまず、改善すべき点を明確にすることが必要です。私たちが調べた環境影響報告書をご参照ください。私たちは外部のアドバイザーと協力し、責任を持って、あらゆる場面で今までの習慣を変えていく必要があります。今まで調べてきたことから目的を掲げ、具体的な行動へと移していくことで、気候、生物多様性、海洋への影響を減らすことができます。

クロエの親会社であるリシュモンは、2021年に科学的根拠に基づく目標を発表しました。

2023年の目標

0%

各製品ごとの地球規模排出量を27%削減。炭素除去に関する3つのプロジェクトにより生物多様性のコベネフィット*をもたらします。

0%

水の使用量を27%削減。

0

24年ウィンターコレクションまでに、レディ・トゥ・ウェアに使用されるバージン合成繊維を0%に(エラスタンとステッチ糸を除く)。

排出量

環境影響報告書の内容を元に、クロエは組織全体を通して様々な取り組みを行っています。こうした取り組みによって、私たちはグローバルでの温室効果ガス排出量を削減すると同時に、2025年までに各製品の排出量を30%削減するという目標を達成する予定です。それだけでなく、2021年に世界中のクロエのブティックおよびオフィスで使用された電力の94%を再生可能エネルギーでまかなうことができました。
さらにクロエでは、メインサプライヤーに対してアンケート調査を依頼しています。この調査は、各サプライヤーのエネルギー消費量と自らの活動によって排出される温室効果ガスの量を算定・把握するためのものです。調査結果の分析が完了することで、私たちは各サプライヤーが行っている環境への影響を削減するための取り組みを支援できるようになります。
現在クロエでは、ファッションショーにおける温室効果ガスの排出量に加えて、私たちの事業活動における温室効果ガス排出量の100%を相殺しています(スコープ1、2)。さらに今後は、原材料の生産から小売までのサプライチェーン全体における温室効果ガスの排出量も100%相殺していく予定です(スコープ1、2および3)。
2020年版環境報告書は、こちらからご覧いただけます。

リデュース、リユース、リサイクル

全てはデザインと計画から始まります。素材の使用効率を高めて廃棄物を最小限にし、残ったものは再生使用や再利用することを目指しています。
また、より効率的なサプライチェーンとコレクション管理のプロセスを構築し、過剰供給を最小限に抑えることを目指しています。2021年以降、原材料や製品の廃棄は一切行っていません。その代わり、様々な信頼できるルートを通して、再利用、リサイクル、寄付を行っています。現在は、近い将来に、セカンドハンドプロジェクトを立ち上げるための計画を進めています。クロエが参加する、英国のチャールズ皇太子が立ち上げた持続可能な市場のためのイニシアチブ(Sustainable Markets Initiative, SMI) ファッションタスクフォースでは、デジタルID(データを利用して購入した商品のサステナビリティ情報を顧客に知らせる革新的な技術)、およびサーキュラー データ プロトコルの導入を採択しました。この技術により、ファッションに関わる主要な人々が、今までにない製品の透明性やトレーサビリティを提供できるようになり、規模に応じた循環型の新たな機会が生まれると考えられています。
クロエは、破棄や汚染をなくし、製品や素材を循環させ、自然を再生することを目的としたサーキュラー・エコノミーの考えを推進・開発しているエレン・マッカーサー財団のメンバーです。

動物福祉

クロエは、ファー、アンゴラ、そしてエキゾチックアニマルの皮革や毛の使用を廃止しました。 ファーは2018年にコレクションから姿を消し、2019年にはエキゾチックレザーの使用を禁止しました。
2025年までに、クロエのコレクションに使用される全てのウール素材は、Responsible Wool Standardの認定を受けたもの、または再利用されたものになります。
クロエは、レザーワーキンググループのサブグループである動物保護団体のメンバーでもあります。レザーワーキンググループ(Leather Working Group) は 、レザーのサプライチェーン全体における出資者で構成される国際組織で、レザー製造及び関連産業における環境面でのベストプラクティスを促進するために活動しています。動物保護団体の主な目的は、動物保護のみに限定されず、動物福祉に関わる一連の活動を保護、そしてサポートすることです。

梱包

環境への影響を削減するため、クロエではサプライチェーン全体で使用される包装材の削減に着目しています。私たちが定めるいくつかの目標をご紹介します。
– 包装・物流廃棄物の削減。私たちは、BtoBおよびBtoCの包装・物流廃棄物を25%削減(2021年比)することを約束します。
– 使い捨てプラスチックの削減。2022年6月から、クロエのブティックではお客様向けの包装材に使い捨てプラスチックを原料とする素材を使用していません。
– クロエは、私たちが使用する素材がリサイクル素材、または持続可能な森林管理を受けた森林(FSC認証など)、あるいはその両方から調達された素材であることを保証し、生物多様性の減少や森林破壊に関与しないことを約束します。クロエが新たに導入した再生紙を使用したハンガーや100%リサイクル可能な金属製フックなどは、こうした取り組みの一部です。

イベント&ショー

ククロエは、フランスオートクチュール・プレタポルテ連合会(Fédération de la Haute Couture et de la Mode:FHCM)と共に、ショーによるCO2排出量について、慎重に評価しています。Fédération de la Haute Couture et de la Modeは、現在、プロフェッショナルサービスファームのプライスウォーターハウスクーパース(PwC)のサポートの下、影響を測定するツールと、エコデザインツールを実施しています。私たちのゴールは、2025年までに、ショーがもたらす影響を30%削減することです。
私たちは、グローバルに排出量の削減に取り組み、削減できなかった排出量については、カーボンオフセットプロジェクトで相殺しています。例えば2022年夏には、エチオピアの人々に飲料水を提供するプロジェクトに参加したいと考えています。

生物多様性

2022年、クロエは生物多様性フットプリント測定ツール、GBSを活用すると同時に、「Science Based Targets for Nature(自然のための科学的根拠に基づく目標)」のフレームワークに従った生物多様性影響評価を開始しました。こうした取り組みによって、生態系に対する主たるプレッシャーに基づいて、私たちの事業活動(スコープ1、2および3)が生物多様性に与える影響を数値化・分析することが可能になりました。
私たちの目標は、2022年末までに具体的なロードマップを構築することです。
私たちは、生物多様性への影響の70%〜85%が素材に起因していることを把握しています。だからこそ、生態系への配慮に関する一定の基準を満たした、認証された素材(例:オーガニックコットン)の使用を推奨しているのです。また、商品および梱包の構成において使用を制限している原料の一覧は、こちらからご覧いただけます。

さらに遠くへ

クロエは、日々の実践の改善と新しいアプローチの導入に常に取り組んでいます。再生農業は、そうした取り組みのひとつです。2022年にクロエは、テキスタイル・エクスチェンジ(Textile Exchange)をはじめ、この分野の専門家たちと共同で再生農業に関するガイドラインを開発しました。こうしたガイドラインは、私たちが今後コレクションで使用する素材を選ぶ際の判断材料となります。

重要な瞬間

2021年11月、

クロエはエレン・マッカーサー財団に加入しました。

2022年4月より、

PVCを使用した製品の販売を禁止しています。

2022年、

生物多様性フットプリント測定ツールのGBSを活用し、クロエでは初となる生物多様性影響評価を開始しました。

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