人材
社員が変革の担い手となるよう力を与える。
クロエは継続して、公平な機会を提供しています。男女差別のない包括的な職場環境を築くと同時に、個々人をサポートし、それぞれの個性を大切にします。私たちの目標は、働く人々それぞれのジェンダー、民族性、社会的背景、性的指向、年齢や障害など、目に見えるものも見えないものも含めた多様性が受け入れられ、尊重される職場環境を築いていくことです。
2024年の目標
0%
の社員（製品チーム＆リテールチーム）に対して、サステナビリティの基本に関するトレーニングを実施。
0
リシュモングループの一員として、世界的に同一賃金認証を取得。
0
時間のボランティア活動を、年間1名が実施し、合計2200時間のボランティア活動を達成します。
多様性、公平性、包括性
1952年のクロエ創設時から、ギャビー・アギョンは、共に働く女性や男性が職場での経験やスキルを高めることができるよう活動しました。以来、包括的であり多様性があることに重きを置き、バックグラウンドを問わず、才能ある人材の採用を続けています。クロエでは、人事チームが多様性と包括性のポリシーを作成し、世界中の全ての協力者に配布しています。
この責任はメゾンで働くモデルにも及び、彼らがクロエにおいて守られ尊重されていると感じることができるよう、明確な基準を定め、実施しています。その一例として、クロエはモデルの個人的なアイデンティティを守り、彼らの文化、出身、信念の不当な表示を回避しています。これには、スキンライトニング、ヘアストレートニング、ブレイズヘアの矯正なども含まれます。
2022年1月より、 クロエは、French Association of Managers for Diversity（ダイバーシティのためのフランス経営者連盟）に加盟しています。
ジェンダー平等
クロエによる女性の権利拡大及びジェンダーに基づく不平等の是正に向けた長期的取り組みは、ブランド創設者であるギャビー・アギョンのフェミニニティに対する一貫した前向きなビジョンを継承し、さらに進化させるものです。現在、世界のトップマネジメントの71%が女性であることを誇りに思います。クロエの世界的な従業員の80％は女性です。
クロエでは、性別を問わず全ての協力者が、ジェンダー平等に向けた私たちの価値観とコミットメントを伝えるアンバサダーであり、2021年1月に国連の 女性のエンパワーメント原則（Women Empowerment Principles）に署名することで、そのコミットメントを正式に公表しました。
トレーニングと実践
私たちは、目的主導型のビジネスモデルへの変革の担い手は人である、と考えています。そのため、2021年4月より、全ての協力者のパフォーマンスプランに、それぞれの分野に結び付くサステナビリティに関する測定可能な指標を取り入れています。例えば、イベントチームはランウェイショーの排出量削減を目標に掲げています。
CEOを含む全ての執行委員会メンバーが、サステナビリティ関連の目標を掲げています。また、この変革を通して人々を支援するために、世界中の全協力者を対象に、ジェンダー平等と気候変動に関するトレーニングを定期的に実施しています。私たちは、ブティックで働くスタッフをはじめ、世界中で正社員契約を結んでいる従業員の100％が、サステナビリティ、ジェンダー平等、そして多様性、公平性、包括性（DE&I）などのトピックに関するセッションを含むトレーニングプログラムの全てにアクセスできるようにしています。
具体的には、環境低負荷型の素材やエコデザインについては、専門的なトレーニングも実施しており、このトレーニングは年に2回更新を行う予定です。
リーダーシップレベルでは、執行委員会のメンバーを対象に、サステナビリティに関するトレーニングセッションを実施しています。
ボランティア活動
チームが日々の行動を通じて、目に見える変化を生み出しメゾンの目的を実現できるよう、クロエが掲げる「Women Forward」に基づき、全従業員が16時間のNGOボランティア活動に参加できる機会を設けています。より公平な未来のために。私たちは、世界の15を超えるNGOと協力し、メンタリング、アドボカシー、フィールドワークなどのさまざまなサービスを通じて、ジェンダー平等、環境の持続可能性、社会的平等の実現に貢献しています。
重要な瞬間
2021年1月、
国連が定める 女性のエンパワーメント原則 に署名
2022年 1月、
クロエは、French Association of Managers for Diversity（ダイバーシティのためのフランス経営者連盟）に加盟しました。